ベンツ【1】

ゴットリープ・ダイムラーとカール・ベンツは、それぞれドイツで自動車を発明した人物でした。

二人の会社は合併し、「ダイムラー・ベンツ」と名づけました。

合併前にダイムラー社が使用していたスリーポインテッド・スターのエンブレムとベンツ社の円形月桂樹を合体させたデザインが現在のエンブレムです。

「陸・海・空」が模されています。

合併後開発された車に対し、ダイムラー側の出資者であったエミール・イェリネックは自分の娘の名前をつけることを出資の条件としていました。

そこで娘の名前であるメルセデスとベンツの名前を合わせ、新しい車は「メルセデス・ベンツ」と名づけられました。

ベンツが目指すものは常に「アウトバーンでに事故を想定した安全性」です。

ABSやエアバックなども、このダイムラー・ベンツの発明によります。

・ 衝撃吸収三叉式構造ボディ

・ シートベルトテンショナー

・ 横滑り防止装置

・ グリップ式ドアハンドル

そのほか剛性、細にわたる取付強度、どれをとっても安全性に他の追随を許しません。

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ブランドコンセプト

ベンツのブランドコンセプトは「最善か無か」

常に最善であることを求め、最善でなければ「ない」に等しいと妥協の一切を一刀両断する勢いでした。

しかし1990年代中盤以降、若干のコストダウンを求める様になりました。

それまでのコストを度外視した性能と品質を追い求めたきた姿から、社会情勢を受けて迎合する利益主義に移行する姿が見られます。

その結果、新車よりも安全性が信頼できる中古車の方が高値で取引され品薄になるというチグハグな状況が生まれてしまいました。

この問題を深刻なものと受け止めたベンツは、徐々にまた質実剛健を目指し始めます。

そして2010年、「最善か無か」を再びコンセプトに打ち出し、ベンツ本来の姿を取り戻す方向で展開しています。

日本では高級車のイメージが強いメルセデス・ベンツですが、本国においてそのベンツのエンブレムは、大衆に親しまれている車です。

1955年、ルマンの大惨事から、モータースポーツから退いていたベンツでしたが、30年後に再び挑戦。

しかし1999年ル・マンにて「1955年の悪夢が」と言われる等な失態で、その後またル・マンから姿を消しました。

ル・マンには、とことんツイていないのです。