BMW

ベンツの永遠のライバルがBMWですが、名前の由来は「ドイツのバイエルンのエンジン工場」という意味の「バイエリッシュ モトレン ウェルケ」の頭文字をとっています。

「車メーカーではなくエンジンのメーカーだ」という自負を表しています。

円を十字で4分割し、エンブレムは、かつて飛行機メーカーであった証。

それを囲む黒の円は母体のRapp Motorenwerke GmbHから、十字の青と白はドイツのバイエルン地方を発祥とする君主、諸侯の家系であるヴィッテルスバッハ家の紋章から得ています。

車よりも先に2輪から出発しました。

日本においては「安定のベンツ」「遊び人のBMW」と位置付けてもおかしくないほどのヤサ男っぷりの車ですが、ハンドリングの軽快さやシャシーの抜群の安定性には世界的な定評があります。

フルブレーキからお尻を振りながらライン取りを立てなおしてゆくその姿は、驚嘆に値しますよ。

車重量の前後の50対50の絶妙バランスと信頼性の高いブレーキが、そのハンドリングの秘密だといわれています。

普通、車というのは前後のどちらかに重量は偏っています。

これは綱渡りをするときの想像をすればいいと思いますが、天秤棒の片一方が重たかったらば、バランスを崩したときに立て直せません。

同じ長さでバランスをとっている場合は、バランスを崩した時でも左右に天秤棒を振りながら体制を立て直しますよね。それと同じ。

これがBMWの安定したハンドリングです。

BMWに乗り続けている人は、「BMWでなかったらトンデモナイコトになっていたかも!」という経験の1つや2つ持っていることでしょう。

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BMWの特徴

このハンドリングを日本車が真似できないものかとよく話に登りますが、真似する必要がない走行環境だということがあります。

BMWの代名詞たる直6エンジンは、絹のように滑らかなエンジンという意味からシルキー6と呼ばれています。

高速回転まで充分に回る高出力エンジン。

しかし日本車の高級車に比べると、静粛性は劣ります。

というかこれは一つの考え方で、車からの音を「情報」と受け止めるか「騒音」と受け止めるかの違いです。

日本においては車の車内の音は騒音です。

静かならば静かなほどいいでしょう。

最高速度250㎞/hを使う環境下にあるドイツでは、車両からの情報のお知らせは、大変大きな命綱です。

運転しながらにして車がどのような状態にあるのかをお知らせするための音を作り出していると考えていいでしょう。

また長距離の運転に際し、ストレスフリーなのは日本車かドイツ車かというのは一目瞭然です。

ただし日本においてそれほど高速域で長距離を走る必要があるのかといえば、これが殆ど無いわけです。