様々なシュチュエーションでの車【2】

車が走行するということは、空気の壁に向かってそれを切り裂いているイメージです。

切り裂かれた空気は風となって後方へ向かっていきます。

鋭利な刃物の方がトマトは切れやすく、力もいりません。

トマトの形もそのままで、崩れていませんよね。

刃こぼれしたり鋭利でない刃物で切ろうとしても、トマトは切れにくく、案外力も必要です。

それと同じように、空気の風に向かっていく車が鋭利に風の壁を切り裂くことが出来れば、スムーズに車は前進できるということになります。

速度が増せば増すほど空気の壁が硬くなっていきますから、もっと切り裂かなければ進みにくい。

もっと速くと思えば、さらに切り裂く鋭利な刃物に近づく必要があります。

プールに飛び込むときも同じですね。

身体を開いたままドーンとプールに飛び込めば、お腹がその衝撃で赤くなってしまうほど痛いでしょう。

水しぶきも激しく、まわりの被害も甚大です。

身体が大きい人ほど、水しぶきが激しくと飛び散ります。

きれいな飛び込みをすれば、水しぶきはそんなにでませんし、身体も痛くありません。

卵型

車がスムーズに走ろうとすれば、スピードを出さないことが安全です。

早く走ろうとすれば、キレイに空気の風を切り裂くことが必要になります。

しかし今度は切り裂いた大きな風の処理が必要となるのです。

車も流線型に時代がありましたが、それは「マシン」というイメージが先行するものでした。

必ずしも機能性を重視した結果ではなかったのですね。

ただし流線型は早く走ることには大変有効です。

しかしさらに早く走るために特化すれば、F1の形になりますよね。

ただし、それは乗用車に流用できるものがあったとしても、F1の形で万人が走れる、もしくはニーズに答えるものではありません。

現在の車の多くは卵型になっています。

これは居住性を求めた結果車高が高くなり、その乗り降りなどを考慮すると車体が高くなりました。

車体を高くするときにスムーズなのが、卵型に近づいたということです。

またニーズが変わり研究が進めば、違った形になるのかもしれません。

早く走ることを目的としている車は、飛行機の羽の断面図に似た形です。